昨年4月の下旬に若虫を捕獲し、成虫まで育て
産卵して11月下旬まで飼育したヒガシキリギリス。
で大切に保管しておりました。
昨年、4月の下旬あたりで3齢あたりで、成虫化したのは6月下旬から7月上旬。
ヤブキリとほぼ同時か、半月ほど後なので、その計算から孵化は4月上旬あたりとみて
3月からこの卵が埋まっている赤玉土に、一度しっかり浸透するほどの加水をして
後は乾かないように毎日霧吹き、若干陽当たりの良い場所に飼育箱をおいて、春を感じさせつつ
孵化の準備をしてきました。
ヒガシキリギリスの人工的な孵化は結構難しいとさせていて
まず、卵をしっかりと冬の気候にさらすこと。何段階かの気温を感知していないと孵化しないそうです。
今年は関東でも雪が降ったので、しっかり冬を感知したはず!!
それと、孵化は2年後とされていますが、よく調べると
産卵された複数の卵は翌年に孵化する卵、2年後、3年後、最大4年後に孵化する卵が含まれていて
すべてが翌年に孵化する1年卵ではないということのようです。
何らかの原因で、その年に成虫が全滅しても、土の中にはまだ卵が残っていて復活できるという
1つの種の保存のだそうですね
ということは、昨年、私の飼育箱に産卵された卵にどれだけの1年卵が含まれているか?
来年全部孵化したらどうしよう?というくらい産卵していたので、多少は出るでしょう
一番重要なのは、ちゃんと冬越し出来たか?
だったのですが